今週のメインプレゼンはフランスで行われた展示会から帰ってきたフォトグラファーの本多さんでした。

リアルな芸術を追求したいというのがフォトグラファーになった理由とのこと。

カメラの性能の向上は著しく、素人でもきれいな写真は撮れます。フォトグラファーは、その一歩、二歩先に行かなければなりません。そこで、本多さんは写真はデザインするものと考え、被写体をただきれいに撮るだけでなく、被写体が持っているイメージを引き出すよう写真をデザインするそうです。例えば、被写体が人であれば、その人柄をビジュアル化して伝えてゆく。

その例として、毎週エデュケーションを担当してくれている司法書士の武田さんの写真をピックアップし、グラデーションを変えることによって写真のイメージが大きく異なることをユーモアを交えて説明してくれました。百聞は一見にしかず、その違いがよく分かりました。

写真の様態には、アメリカ式とヨーロッパ式があるようです。今までお世話になっていた写真教室はアメリカ式であるのに対し、本多さんはヨーロッパ式をやりたいとのことから、あらたに吉祥寺に拠点を移し、写真教室「吉写」を主催してゆく予定です。

日本のフォトグラファーの課題として、海外に出て行かない、シャシンがビジネスになりきっていないという点があげられるそうです。

そこで、本多さんの今後の活動として、批評家ではなく、常に撮り手としての意識と行動を持って外に向かって日本、吉祥寺から世界へ発信をしていけるような展開をしてゆくことで、写真文化へ貢献してゆきたいとの熱い思いを語って頂きました。

この日の「メインプレゼンターからのプレゼント」に当選したのは大堀さん。商品は先日ルーブル美術館のグッズでした。

文章:橋本洋一(弁理士) 写真:山中洋史(WEB制作)

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